
昨日は友人とバスツアー利用の日帰り旅。
以前に見て感動した秋田県の冬まつり・上桧木内の紙風船上げ。
仙台駅を12時に出発。
スムーズに流れていたバスは会場まで後1・5キロという辺りから渋滞。
毎年2月10日に行われるが今年は土曜日という事で混んでいるのかもしれない。
バスはほとんど動かず心配したがどうにか5時半過ぎに到着。
雨まじりの重たい雪というか雨みたいな雪が降っている。

最初にとった行動は焼き栗の列にならぶ。
この地の西明寺栗は粒が大きくて美味しい。


カメラは濡れるので一眼レフは出さず。
もっぱらスマホとコンデジ撮影。



灯された明かりで紙風船に描かれた絵が明るく染まる。
ガスバーナーで充満された勢いで空へと舞い上がる。

一つ二つと時間を置いて紙風船が上がる。
ところが、上がってもすぐに落ちてしまう。

膨らんだ紙風船の上の方に湯気が立ち上り、その部分が破れて紙風船がしぼんでしまったり。
上がったとたんに落ちてかわいそうな紙風船たち。
毛糸の帽子も手袋も濡れて、手袋などしてない方が暖かい。
リュックもカバーをしたがショルダーベルとは濡れている。
その内にアナウンスがあり、天候のため一斉打ち上げは中止。
その後のアナウンスでは風船は打ち上げないで膨らませて見せるだけとか。
せっかく来て見られないのは残念だが、残念なのは地元の方も同じだ。
この祭りのために12月から準備をするという。
田んぼの雪を踏み固めて駐車場を作って受け入れ体制万全なのに。
相手が自然ではどうしようもない。
もう、つまんないので焚き火にあたったり。

地元の方々の露天で100円の美味しい甘酒を飲んだり。
しばしテントの中で休憩。

前に来た時も雪は降ったが傘は要らなかった。
今回は傘の花が咲いている。

途中、ステージでは演歌歌手が出演。
声も良いし、良い曲だがこういう幻想的な紙風船上げには要らないと思う。
暖かいのは見物するのにいいが雪が雨になる。
やはり、冬祭りは寒くていい。
因みに2013年の紙風船上げはこちら
この時はすばらしくて感動した。
