山の後は温泉。
蔵王町の老人憩の家の白鳥荘へ行く。
当たり前だがお年寄りがいっぱいの温泉である。
先月の山の帰りに来たがあまりの車の多さに引き返した所だ。
広間からカラオケの音が聞こえるから意外とお風呂はすいているかも。
車は多いが希望的観測で入る。
町内の人は２００円、町外者は３５０円。
町内のお年寄りは１００円だったり、無料券がもらえたりする。
浴室入り口には大量のスリッパ！！！
脱衣室ではおばばちゃんが４、５人で世間話に夢中。
「長男でも家を建てて出て行く時代だからねぇ」
「一緒に住めるってだけであんたは幸せだよ～」
と、同居の話のようだ。
いつ来ても脱衣室は談話室だ。
脱衣室のロッカーの扉が外されていた。
浴室の戸を開けたとたんにプ～ンと金気臭。
ここは源泉かけ流し、私の中では県南でトップクラスのお湯だ。
浴室にいたのは４、５人と空いている。
ラッキー。
４４度くらいの熱めのお湯は赤茶色の濁り湯。
熱いから長く入っていられない。
窓を開けたらいいのにと思うがお年寄りの人はそれを嫌がる。
お湯から出た後も汗が引かない。
いつまでもポカポカでここは冬向きの温泉だ。
私達が出た後、浴室と脱衣室にいるのはせいぜい７、８人なのに、スリッパの数はその倍以上ある。
きっとあまりの気持ちの良さにスリッパを履くことを忘れてしまうお年寄りが多いのだろう。
汗を拭いながら出た所にある足湯。
内湯と同じ色した熱いお湯がかけ流し。
ナトリウム塩化物泉
