
2泊したトゥワイゼルを7時半すぎに出て4時間。
途中からは未舗装のガタガタ道を35キロ。
ほこりをモウモウとあげる道路なんて久しぶり。
道路を小川が横切る場所が5,6箇所ある。
雨が降ったら渡れないのではないか・・・

滝発見。
そこにはたくさんの羊の群れ。

ハイキングの初めはのどかな草地だが、
この吊橋を渡ると原生林の中。



うっそうと木が繁る山道を抜けて開けた場所で休憩。
眼下には牛が見られるのどかな光景。

落石注意のような看板がある道。
登山道のすぐ横の川はゴーゴーと音をたてて流れる。



こんなきつい道はハイキングではない、トレッキングだよ!
と、必死に登っていると大きな滝が見えてくる。

ここで出合ったアメリカから来ている男性2人。
私達が日本人だとわかると
「マイ カメラ ジャパニーズ キャノン!」
「マイ カメラ ニコン」と私も変な英語で答える。
お互いに写真を撮りあう。
「はい チーズ」ではなく「ワン ツー スリー」だ。
2時間近く歩いてやっとビューポイントに着く。
ロブロイ氷河の全容が望める。
氷河の溶けて流れる滝が幾筋も見られるのだ。
表面は白い氷河だが中は青みがかって神秘的な色だ。



雄大な景色をみながらお弁当。
ワナカの街で買ってきたサンドイッチが美味しい。

しかし、それを狙っている鳥がいるのだ。
「ケア」というその鳥は人を全く恐れず、
隙さえあれば悪戯をするという。
食べ物を取られた人もいた。

寒くなってきたので下山開始。
帰りは帰りで違う風景がある。


