おんせんたまごのお気楽日記

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西表島温泉 怪奇編



日本最南端の西表島温泉のあるパイヌマヤリゾートホテル。





こちらの内湯は水着不要。
浴槽は細長い変形で10人くらいが入れる。
外の露天と同じで無色透明の湯。







ドアを開けると石造りの露天風呂がある。
ここもすぐ下を川が流れ亜熱帯植物が茂っている。


夜、寝る前にもう一度、この露天風呂に3人で入った。
遠くで、近くでフクロウと思われる鳴き声が聞こえる。
そんな時、1羽の鳥が飛ぶ姿を見た。
きっとフクロウだろう。

そんな時、Kさんが目の前の山の上部に光るものを発見(したらしい)
私とSさんでその場所を目をこらして見つめる。

「あっ、光った!!」
「2つあるよね、動物の目かしら」
「あー、光ってる 光ってる」
「あら、今度は長く光ってるね」

2人が興奮して騒いでいるのに私にはそれが見えない。
「白く見える枝があるでしょ、途中で二またに分かれてるでしょ、その真ん中あたりの繁みの奥よ」
見ている場所は間違いない。
それなのに私には見えない。

光ってると言われれば光ったような気もする。
光ったような気もするが一瞬の事で確信が持てない。

はっきりと光りが見えない私はくやしくて
「年寄りにしか見えないんでしょ」
と、毒づきながらも必死に探す。

ずいぶん時間も経ち2人は上がるという。
私はどうしてもその光りをまともに見たくて1人残る。
が、確信もてる光りは発見できなかった。


ホテルの人に聞いてみようと思ってたのにあわただしくチェックアウトして忘れてしまった。
ホタルなのか、それともヤマネコなのかヘビの目なのか・・・
いったい、あれはなんだったのだろうか。